この記事を読んで欲しい人
撮影の基準を作りたい人
F値の決め方がわからない人
前書き
この記事は、約5分で読むことができます。
どうも!こんにちは!おおたに。です。
自分の中に基準を落とし込まないと、どのF値が最適なのか見当つきませんよね。今回は、F値が変わることによって撮影風景がどのように変わるのか、感覚的に身につけてもらいたいと思います。脱初心者するためには、この知識は必須事項だと思いますのでぜひ最後まで見て見てください。
まずは、F値のおさらい!
簡単にF値のおさらいしておきましょう。
F値は写真撮影の重要な要素
F値は写真を撮影する上で重要な要素の1つです。他の要素と含めて復習しましょう。
各アイコンをタップして復習できます!
F値の大小による写りの違い
感覚的にF値の大きさによる写りの違いを理解しましょう。下のボックスをタップすることで、写りの違いを見る事が可能です。
F値が小さい(F2.8で撮影)
良い点(簡単なイメージ)
大量の光を取り込む事ができるため、明るくて柔らかい写真を撮ることができる。ボケ感が強いため、写真の中で自分の撮影したい被写体をしっかり表現することもできる。
悪い点(簡単なイメージ)
ピントの合う幅が狭いため、全体にピントがあった写真を撮ることができない。
F値が大きい(F22で撮影)
良い点(簡単なイメージ)
奥行きのある写真等含め、全体にピントがあった写真を撮ることができる。
悪い点(簡単なイメージ)
柔らかい雰囲気の写真は撮れない。
F値の使い分け
では、本題に進みます。F値が違うとどう写真は変わるのか。感覚的にどのように写りが違うのか見ていきましょう。
各F値ボタン
今回は、私が撮影した写真を各F値をこの枠で分けてみました。ボタンをタップして、各F値でどのような写真が撮影できているのか確認できます。普通に下にスクロールしていっても見ることは可能なのでご自身が好きな方で見られてください。
注意事項
レンズやカメラ等の性能によって、写り方は変わってきます。何度も言いますが、この記事は、イメージを掴んでもらうための記事です。
F2.8〜F6.3
以下に表示している5枚が、F2.8〜F6.3で撮影した写真まとめです。
私は、風景を撮影するにあたって「F値が小さい」設定をするときは、意図してボケ感を出したいときか場所が暗いときです。特に1枚目の星空の撮影をするときは、1番光を取り込めるようにF値が一番小さい値を使用します。2枚〜4枚目の撮影では意図的にボケを生み出したかったためF値を小さくしました。最後の一枚では、暗い場所での撮影だったのと、被写体に注目して欲しかったという意図で設定してます。
F8〜F11
以下に表示している5枚が、F8〜F11で撮影した写真まとめです。色々と探して見ましたがF8とF10で撮影していたのがほとんどでした。
私が、風景を撮影するにあたり一番使用している設定域です。風景を撮影に行った時に、この設定をしない日はありません。なぜ、この設定域をよく使うのかと言いますと、一般的に「F8〜F11で撮影するのが、一番解像度が高い」と言われているからです。経験上、どちらも大差はないと思っているのでF8にするかF10にするのかは、あんまり意識して決めてはいません。
F13〜F22
以下に表示している4枚が、F13〜F22で撮影した写真まとめです。
私が風景を撮影するにあたって「F値が大きい」設定をするときは、主に光を撮る時と深い奥行きがある撮影です。1枚目と4枚目の光芒のような写真を撮影するにあたっては、光が被写体となるためF値を大きくしておかないと、光を吸収してしまいすぎるのかなと思ってます。2枚目も同様の理由です。3枚目と5枚目にあたっては、前景から後景までしっかりと写したいと言った意図で設定をしています。
後書き
F値の使い分けは、感覚的に掴めたでしょうか?今回、ここで記事にしている内容は、あくまで私の経験からの内容です。人によって感性は異なるので、ここで書いてあることが全てではありません。ここまで、読んでいただいた皆さんには、ぜひこの記事を参考に自分の基準を作ってもらえると私も嬉しく思います。ここまで読んでいただきありがとうございます!
自分の中でF値の軸を作ろう!
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