このページでは風景写真解体新書の企画(分解の仕方)について掘り下げた記事です。
本日の協力者
おおたに。
インスタグラム:@ohtani_tani25
ツイッター:@ohtani_tani25
本日の分解写真
本日の分解する写真は丸山千枚田は三重県にある棚田の風景であり、田植えの季節になると水を張って美しい景色を作り出します。そのため多くの観光客やカメラマンが訪れるフォトスポットとして知られています。特に西陽が指す夕方の時間帯は、棚田全体が美しい光に包まれ景色をより一層引き立て、最高の一枚を撮影する絶好のタイミングとなります。
- 場所 :丸山千枚田(三重県)
- 時間 :夕方(18:00頃)
- 撮影日:4月末
構図
三分割構図によって水田、奥の山、水を張っていない田という各要素がバランスよく配置され、見事な調和が成されています。さらに、風景の中にアルファベット字が多く見られるため、手前から奥(光源)に向かう立体感を表現するのが容易な場所となっています。写真には家や車などの要素も写り込んでおり、風景の広がりが一目で把握できる点も表現の幅を広げる要素としてあります。
構図の種類についてはこちらを参照ください。
設定 & 機材
カメラの設定は、三脚を使っているためシャッタースピードが遅くなっても問題がないような設定になっています。ISOは、ノイズをできるだけ少なくするために100にしています。F値は、f14に設定していますがもう少し小さい値(f8~f11)に設定しても良かったのかもしれません。今後、当企画を進める中で理解を深めていきたいです。
機材は以下に示す通りです。
写真編集
色味もキツくなく、自然な雰囲気をレタッチで表現できていると思います。影の部分をもう少し暗くすることで印象的な一枚になるでしょうか?柔らかい光もしっかり表現できていて、もうすぐ日が沈むっていうのを写真で伝えることができるレタッチにしてます。